Flex BuilderのプロジェクトをSubversionで管理する方法

 すでにSubversionで管理されているディレクトリ「~/Sites/hogehoge」に、新たに「~/Sites/hogehoge/flex/」というディレクトリを作り、そこにFlex Builderで作ったプロジェクトを置いて、それをSubversionで管理する方法。

 そもそもなぜこんなことを考えなければならないかと言うと、Flex Builderのプロジェクトには、Flex Builderがプロジェクトを管理するために作るファイルがあって、そのファイルのパーミッションFlex Builderのものになっているため、素直にコミットしようとするとエラーになる。

 そこで、Subversionのpropertyのsvn:ignoreを使って、このファイルは管理しませんよ、というのを予め宣言しておかなければならない。

 まず、適当なテキストエディタで除外リストを作り「~/ignore.txt」に保存

.actionScriptProject
.actionScriptProperties
.flexProperties
.flexProject
.project
bin
.settings

 次に、ターミナルでもろもろ下準備

cd ~/Sites/hogehoge
mkdir flex
svn add flex
svn propset svn:ignore -F ignore.txt flex
svn ci .
cd flex

 で、ここまで出来たところでFlex Builderを立ち上げ、Flex BuilderのNavigatorで右クリック→新規→Flex Projectとし、ウィザードの2ページ目の一番上、「Use Default Location」のチェックを外し、すぐ下の「Folder」のところを「~/Sites/hogehoge/flex」にする。

 これでプロジェクトが作成されるので、適当に作業をして保存する。

(さっきの続きの)ターミナルに戻って、

svn add .

 とすると、余計なファイルが除外されてAddされるのがわかる。

svn ci .

 として完了。

 ちなみに、別の人が上記の作業をしてコミットされたものをチェックアウトしたものをFlex Builderに追加するのは、Flex BuilderのNavigatorで右クリック→新規→Flex Projectとし、ウィザードの2ページ目の一番上、「Use Default Location」のチェックを外し、すぐ下の「Folder」のところをチェックアウトしたディレクトリにするだけです。