Quicksilver on Tiger -> Spotlight + AppleScript on Leopard

Leopardになって、Spotlightの機能が大幅に改善されたのを受けて、Quicksilverでやっていたことを置き換えられないかとおもってやってみた。

結論としては、Spotlightと簡単なAppleScriptを使えば十分置き換えられる、ということ。

Quicksilverでやっていたことと言えば

  1. アプリケーションを起動すること
  2. アプリケーションにコマンドを送ること


1. について

Quicksilverでは、option + spaceして、例えば「sa」と入力してエンターでSafariが呼び出せた。

同様のことをSpotlightでは、cmd + spaceして、「sa」と入力してエンターでSafariが呼び出せる。

もちろんお好みでoption + spaceでSpotlightを呼ぶことも出来る。

OS標準機能しか使わないので、どのマシンでも同様のことが出来るのが有り難い。

入力UIに関しても私見ではSpotlightの方が使いやすい。


2. について

Quicksilverでは、例えば「ターミナルを開いて、"less ~/Desktop/hoge.txt"というコマンドを渡す」という動作にoption + /というショートカットに割り当てられる。

同様のことはAppleScriptで実現出来る。

スクリプトエディタを起動し、

tell application "Terminal"
	do script "less ~/Desktop/hoge.txt"
	activate
end tell

として、アプリケーション形式で/Application/AppleScript/以下にtest.appという名で保存。

呼び出し方は他のアプリケーションと同じで、cmd + spaceで、「test」と入力してエンター。

ショートカットを作る作業の代わりにスクリプトを書く、という違いだけ。
書く量もたったの4行。

もし、出力結果をTerminalに返してもらわなくても良いような場合なら、

do shell script "open ~/Desktop/hoge.txt"

とかも書ける。わずか1行。

この場合は、デフォルトのアプリケーションでテキストファイルが開かれる。

AppleScriptについてもちょっと知ることが出来るし楽しい。


あと、Spotlightの新機能として、辞書機能や計算機能も備わった。これもすごく便利。
Quicksilverの代わりにSpotlightを使う癖を付けるだけで、辞書機能や計算機能も楽に使えるようになって一石二鳥。